GCOE CEDI Osaka Univ.

大阪大学グローバルCOEプログラム Center for Electronic Devices Innovation

大阪大学グローバルCOEプログラム 次世代電子デバイス教育研究開発拠点

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IDER ユニット概要

Research Internship Program (RIP2010) July 5-30, 2010
Osaka University GCOE Summer Research Internship Program for Electronic Device
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ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

フレキシブル・プリンタブル有機光デバイス

梶井 博武 助教
(大森 裕 教授)

有機材料を用いた電子光素子において有機材料のナノ界面の特異性及び素子構造に着目したデバイス設計や駆動方法の検討することで、フレキシブル・プリンタブル有機光デバイスの作製、特に情報伝達可能な光センサーや光リンクデバイスを実現することを目的とする。有機デバイスの特徴である特にウェットプロセスによる作製を中心とした素子作製と評価及び有機素子を用いた集積デバイスとしてのシステム化の検討を行う。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代ワイドギャップ半導体研究ユニット

今出 完 特任助教
(森 勇介 教授)

大阪大学で開発した窒化物半導体の液相成長法をコア技術とし、低転位密度で無歪・無極性なGaN半導体基板の作製を試みる。次世代の高周波デバイス、高効率パワーデバイスの実現を目指し、作製した結晶の基礎物性評価(内部欠陥、電気特性、表面界面等)、新型デバイス用のMIS構造設計、デバイス特性評価までをユニット内で補完的に実施する。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代パワーデバイスシステム研究ユニット

三浦 友史 准教授
(伊瀬 敏史 教授)

本ユニットは、GaNパワーデバイスを中心として、材料の物性および市場分析・未来予測を基に、応用分野ごとに次世代パワーデバイスのコンセプトを検討します。まず、パワーデバイスの市場ニーズから要求される性能を求め、シーズ技術であるデバイス開発に反映させます。また、デバイスシミュレーションを行い、デバイスコンセプトを検証・確立させるとともに、その成果を結晶およびデバイス作成に反映させることを目的としています。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代デバイス集積化対応のための固液界面制御技術のイノベーション

松岡 俊匡 准教授
(片山 光浩 教授)

環境管理や医療などに応用可能なスマート集積化センシングシステムの開発を目的として、カーボンナノチューブをセンシングのコア材料とした、超高感度検知、低消費電力駆動、ガス分子認識、リモートセンシングなどの高い機能性をもつユビキタスガスセンシングシステムの開発を行う。アナログ信号処理技術によるS/N比の向上、微小電気機械システム技術によるセンシングデバイスの作製など次世代センシングデバイス・システムに関する研究を行う。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代高耐圧・超高速デバイスの実現に向けた
シミュレーション技術の開発

森 伸也 准教授
(葛原 正明 教授)

次世代の高耐圧・超高速デバイスのためのシミュレーション技術の開発を行う。次世代電子デバイスに要求される仕様を実現するためには、材料・デバイス構造から回路構成にわたる膨大な選択肢の中から最適な解を探し出さなければならない。本ユニットでは、(1)第一原理に基づくバンド計算・材料選択技術、(2)過渡応答モデリング技術、(3)高電界輸送モデリング技術、(4)回路シミュレーションモデルを開発・構築し、それらを統合する。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

テラヘルツデバイス・システム開発ユニット

川山 巌 助教
(斗内 政吉 教授)

近年、テラヘルツ波を利用したセンシング・イメージング技術が大きな注目を集めている。本ユニットでは、光源として量子カスケードレーザー、非線形光学結晶、検出器としては超伝導ジョセフソン検出器およびInGaAs光伝導スイッチなど、連携グループ間で多種多様なデバイス開発を進め、それらを効果的に融合し組み合わせたテラヘルツセンシング・イメージングシステムを構築し、新規な産業応用分野の開拓を目指す。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代情報通信ネットワークを支える高機能フォトニックデバイス

藤村 昌寿 准教授
(栖原 敏明 教授)

次世代情報通信ネットワーク実現に向け、フォトニックノード用高機能フォトニックデバイス開発が急務である。しかし、ネットワーク設計者とデバイス開発者の間に大きなコミュニケーションギャップが存在する。本ユニットでは、電気電子情報工学専攻内4研究室が連携することで、このような蛸壺的状況を打ち破り、デバイス作製プロセスからネットワークシステムまでを俯瞰しつつ最適化した、高機能フォトニックデバイスを開発する。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

電子デバイス材料診断へ向けた
高輝度電磁発生プラズマフォトニックデバイス開発ユニット

今 亮 博士
(兒玉 了祐 教授)

超高強度レーザーにより生成される高エネルギー密度状態を利用することで、これまで取り扱うことが困難であった超高強度光や高エネルギー粒子ビームを制御するプラズマフォトニックデバイスの開発研究を行う。これらのデバイスを組み合わせることでテラヘルツからX線までの幅広い波長領域をカバーできる効率的な小型電磁波源を開発し、従来にない次世代電子デバイス材料診断への応用を目指す。国内、海外の研究機関が連携し、各ユニットメンバーの実験、理論シミュレーションなどの高い技術力を幅広く融合することで研究を推進する。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

革新的電子デバイス材料探索ユニット

尾崎 典雅 特任助教
(兒玉 了祐 教授)

本ユニットでは、新デバイスをドライブする新材料の創成を目指す。高強度レーザーを用いた動的圧縮法により、これまで実証されていなかった半導体物質の金属転移を実現し、常圧での高圧相凍結を目指す。また、その圧力解放課程、凍結プロセスを明らかにする。半導体基板内でのナノスケール金属サイトを直接非接触で作り出すプロセス技術の開発にチャレンジする。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

SQUIDプローブ顕微鏡による材料の評価

渡邉 騎通 特任研究員
(糸崎 秀夫 教授)

SQUIDは、超伝導の量子化現象を利用した超高感度の磁気センサであり、超伝導リングとジョセフソン接合から構成される。本ユニットは、A. 高品質のジョセフソン接合を作製するために、原子間力顕微鏡(AFM)を用いて、YBCO薄膜・結晶粒界接合の評価を行う。B. SQUID顕微鏡と走査トンネル顕微鏡(STM)を組み合わせたSTM-SQUID顕微鏡を開発し、ナノスケールで磁性材料の評価を行う。C. Laser-SQUID顕微鏡を用いて、太陽電池などの半導体材料の評価を行う。D. STM-SQUIDならびにLaser-SQUIDに適した高感度、耐環境ノイズ特性に優れたSQUID素子を設計・作製する,の4点について、研究成果を有機的に結合させて研究を推進する。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

次世代高効率有機光電デバイス創製ユニット

藤井 彰彦 准教授
(尾崎 雅則 教授)

本ユニットでは、有機光電デバイスの基礎物性の解明及び光電変換デバイス応用を目的としています。特に、有機物質中の励起子拡散長以下のナノ構造を制御した作製要素技術を確立し、その微細な相互浸透型の積層構造において、ドナー層、アクセプタ層内の微結晶化もしくは高配向化した構造となるための作製技術を開発し、光電変換効率の大幅な改善を行い、次世代有機光電デバイスの創製を図ります。
ユニット名称 ユニットリーダー名
(スーパーバイザー)

先進的光電気インターフェイス開発ユニット

久武 信太郎 助教
(永妻 忠夫 教授
 岡村 康行 教授)

本ユニットでは,光電気インターフェイスの高性能化・高機能化が次世代の電子デバイス,光デバイスそれぞれの発展に大きく寄与するとの観点の元,電気領域,光領域の専門家それぞれの技術的シーズの積極的融合による新しい発想に基づいた機能性光電気インターフェイスの創出を目指す.特に電気光学サンプリング技術を起点とした高感度・高速電気信号計測システムの確立とその高度化に取り組み,確立した計測技術を活用した光電気インターフェイスの高機能化を通して,超高速電子デバイス,ミリ波デバイス,超高速光デバイスの発展に直接的に寄与する.