高出力レーザーを利用した高いエネルギー密度
状態が切り拓く、新しい科学 ・ 相対論プラズマ物性 ・ 高圧凝縮物性 ・ 固体−プラズマ中間体物性 ・ 実験室宇宙物理、 ・ プラズマフォトニクス |
近年の高出力レーザー技術の進歩により、これまで実現しなかった高いエネルギー密度状態を人類は手にできるようになっています。ここで言う高いエネルギー密度状態とは、従来の固体物理、材料力学、気体・流体力学研究等で取り扱う状態よりも桁違いに大きなエネルギー密度を有した状態です。
日本学術振興会先端拠点事業「高いエネルギー密度状態の科学」では、特に、
1. 相対論プラズマ物性
2. 高圧凝縮物性
3. 固体−プラズマ中間体物性
4. 実験室宇宙物理、
5. プラズマフォトニクス
の5つのテーマについて重点的かつ横断的なアプローチで新しい学問領域を戦略的に開拓していきます。そのために、世界の高出力レーザーを有効利用し関連する情報収集や次世代若手ネットワーク構築に役立つバーチャルセンター機能を有した国際拠点を目指し,2007年4月から活動を行ってきました。
2009年4月より今までの「拠点形成型」から「国際戦略型」としてプロジェクトを発展させていくこととなりました。