高出力レーザーを利用した高いエネルギー密度
状態が切り拓く、新しい科学 ・ 相対論プラズマ物性 ・ 高圧凝縮物性 ・ 固体−プラズマ中間体物性 ・ 実験室宇宙物理、 ・ プラズマフォトニクス |
※個々の活動詳細に関してはイベントカレンダーをご参照下さい。
大阪大学レーザーエネルギー学研究センター、英国ラザフォード研究所、仏国LULIの高出力レーザー、米国ミシガン大学超高強度レーザーを有機的且つ効果的に使用することでバーチャルな高出力レーザーラボの機能を持たせ効率的な共同研究を進めます。また各国の計算コードに関しても、状況に応じて最適なコード開発・利用を行うことで効果的・効率的な共同研究を実施します。本計画では、若手研究者、博士課程学生を参加させることを条件とし以下の共同研究を実施します。
2008年度は英国、仏国、米国に関係する3つのワークショップとセミナー1件を予定しています。日本国内開催として3回、英国開催を1回行う予定としています。特に国内開催の1つは国際ワークショップとして実施します。
上記共同研究、セミナー参加のための派遣、受け入れを通じて研究者交流を行います。特に共同実験には若手研究者、博士課程大学院生を積極的に参加させることで現場レベルの交流を促します。またこれらとは別に20日程度若手研究者(博士課程大学院生)を英国ラザフォード研究所に派遣し情報交換や次世代ネットワークの基盤構築に役立てます。また若手研究者(博士課程大学院生等)を6月開催のヨーロッパ物理学会(ギリシャ)に2名、11月開催の米国物理学会プラズマ領域に2名派遣し研究成果の発表機会を与えます。ヨーロッパ物理学会では同時にサテライトミーテイングとして英、仏、米、日本を中心としたワークショップ開催する予定であり、これにも参加させる予定です。
さらに日本のコーディネーターを欧州拠点および米国拠点・主要協力機関との議論するための派遣を実施し、マッチングファンドを含めた戦略的な国際連携について19年度の検討をもとにアクションを開始します。