平成21年度 実績報告書
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魅力ある多様な教育プログラム 次世代の電子デバイス開発のプロジェクトを組織するリーダーには、個々の専門分野・階層だけに精通するだけでなく、分野・階層横断の知識・経験を有し全体を俯瞰できる人材が切望される。そこで、社会・企業のニーズを把握し、基礎から応用まで幅広い視野を持ちシームレスにイノベーションを創出する研究開発力、さらには異分野間・階層間の円滑なコミュニケーションがとれるグローバルなコミュニケーション力を身につけるための、多様な教育プログラムを提供。 IDERユニットにおける研究を通じた実践研究を行い、世界に通用する真のDr. of Philosophyを育てる。海外の博士課程学生、ポスドク等の若手研究者を迎え、「疑似海外空間・環境」として1ヶ月間国際交流を図る。研修ツアーにおける専門的な議論や拠点内でのIDERの研究活動の中で、外国人との異文化・グローバル異分野交流を行い、日本人若手研究者のグローバルな研究感覚を養うと共に、大阪大学の高い研究レベルを海外へ発信する機会とする。若手教員を企業に派遣、交換に企業から若手研究者を受け入れて、企業の研究リーダーとの議論により研究を推進する。◇Education in company 制度 : 教員を企 業に派遣◇Internship on Campus 制度 : 企業研究 者が学内で研究対象:大学でエレクトロニクスを専攻していない企業の電子デバイス開発・研究者内容:デバイス設計・回路設計などのエレクトロニクス基礎教育を系統的に実施対象:博士課程学生、若手研究者内容:異分野連携、産学連携に不可欠なスキルを身につけるための「MOT」、「工学系学生のための法律学」、「プレゼンテーションスキル」、「コミュニケーションスキル」に関するセミナーを実施対象:博士課程学生、若手研究者内容:シリコン・デバイス開発で培われた科学的方法論を基盤とした効率的なデバイス研究開発を実施できる「真の博士(Dr. of Philosophy)」を育成するための教育を実施育成する人材像と教育プログラム電子デバイス・グローバルエキスパートを養成する博士課程学生教育異分野連携のための教育プログラム若手教員の人間力アップ社会人ドクター・社会人教育プロモーション「MOT教育プログラム」「シリコン学研修」グローバル産学交換プログラム「社会人のためのリメディアル・ エレクトロニクス」電子デバイス・エキスパート人材養成「匠プログラム」かつて企業で活躍し卓越した技術を持つ人材を再雇用し、あるいは、国際的に活躍する研究者を招聘し、IDERプラットフォーム上の共同研究を通じて学生・若手研究者に「匠の技と心」を伝授する。 "Research Internship Program "5

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