平成21年度 実績報告書
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ジーと,生命機能研究分野のバイオテクノロジーの融合分野に於ける新しい研究領域である.このような研究の実例を紹介し,最先端研究における価値評価をどう考えるのかについて,主に金融工学で進められているリアルオプション法を用いたステージゲート分析による評価法について講義する. (2) タグチメソッド特論―MTシステム、直交表によるソフトウェアテスト 講師:立林 和夫 講師 (株式会社富士ゼロックス) 実施日時:平成21年12月3日 13:00~17:00 概要: タグチメソッドはさまざまな手法で構成されている.昨年の講義ではロバスト設計について詳しく説明したが,今回は、タグチメソッドの中でも新しい手法として注目を浴びている (1)MTシステム、(2)直交表を使用したソフトウェアテストについて講義する. (3) 知的財産マネジメント戦略と産学連携 講師:前井 宏之 講師 (スリーウェル国際特許事務所) 実施日時:平成21年12月17 日 13:00~17:00 概要: 知的財産の重要性として,差別性、独占性の面が強調されます.しかし、これらは短期的、戦術的なものと理解し得ます。知的財産をMOTの一部として戦略的,中長期的な観点から検討すると,少し違った側面が見えてきます.つまり,MOTの立場では,知的財産はいかに開発や事業化に役立つかという観点で検討することが重要です. 本講座では,MOT体系の中での知的財産マネジメントとして,市場のニーズを踏まえた知的財産に基づく戦略立案やオープンイノベーションへの対応を中心に,その実践的な考え方を講義します。更に,オープンイノベーションへの対応の方法論として重要な意味を持つ産学連携と技術移転の役割について講義します. (4) 英語コミュニュケーションスキル 講師:藤田 清士 講師/スミス 朋子 講師/奥西 有理 講師(大阪大学大学院工学研究科国際交流室留学生相談部) 実施日時:平成21年12月22日 13:00~17:00 概要: 本講義では,英語での分かりやすいプレゼンテーションとは何かを考え、実際に簡単な練習を取り入れながら効果的なプレゼンテーションのスキルを学ぶ.3名の講師が国際会議など学術的場面における効果的なプレゼンテーションの方法、アイコンタクトやジェスチャー等について説明し,実践教育を行う.最後に、文化を問わずグローバルに通用する発信型異文化間コミュニケーションについて考える. 藤田 清士 先生 : イントロダクション:国際会議の英語 スミス 朋子 先生: 一般的なプレゼンテーション 奥西 有理 先生 : 異文化間コミュニケーション 4.3.2.3 出席状況・レポート課題提出状況 118

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