平成21年度 実績報告書
106/156

教育研究プラットフォームIDER研究成果/ポストドクター・GCOE研究員K - B A N D 直 接 変 換 受 信 機 に 関 す る 研 究 趙 益均 大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻 谷口 研究室 ア ブ ス ト ラ ク ト K - band への応用のために、 TSMC 0.18 μ m CMOS 工程を基盤とした新しい方式の four - port BPSK 直接変換受信機を提案して検証する。提案した直接変換受信機は二つの能動結合機、集中素子 LC バ ルン、二つの電力検出機、それにアナログデコーダーで構成されている。提案した直接変換受信機が K - band 搬送波周波数のデーター率 40Mbps の BPSK 変調信号を成功的に復調したことをシミュレーショ ンを通じて確認した。 多様な無線通信サービスの出現のため、周波数の需要が急に増加するようになって、周波数需要の 増加に備えるために、未開拓周波数帯域の中で、ミリミター帯 域に対する実用化研究と技術開発を積極 的に推進している。また、現在無線通信システムは電力消費、回路の大きさ、価格などの長点がある直接 変換受信機構成を採択、活発な研究が進行されている。特に、 K - band で低価の直接変換受信機構造で ある、一般的な掛けるミキサ (Multiplicative - mixing) 方式及びマルーチポート受信構造で使用する加える ミキサ (additive - mixing) 方式を基盤とした直接変換受信機が活発に研究されている。 提案する受信機の回路図を図1( a )に示す。アクティブバルンを通じて 180 度の位相差を持っている二 つの信号を発生される。アクティブ合成機でその信号と受信された RF 信号を合と差の課程を通じて二つ の信号を持つ。後で、その信号をパワ検出機を使用して最終の信号を受信される。図1( b )でその課程を シミュレーションを通じて確認した結果を示す。シミュレーションは 40Mbps の BPSK 変造信号の- 20dBm の RF 信号と同じレベルの LO 信号を使用した。 提案した復調機は 24GHz の RF 周波数で 40Mbps までの BPSK 信号が復調されることを確認した。直 交位相発生機を連結しれば、 I/Q 直接変換受信機に拡張ができる。 (a) (b) 図1 ( a )受信機の回路図、( b )シミュレーション結果 102

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です